バリエーションを増やすためにできること

デイサービスは、自宅介護の人に施設に来てもらい、介護スタッフによって日常生活の介助やリハビリなど行うサービスです。基本的に日帰りのサービスで、家族では介助しにくい入浴などの介護を提供しています。身体機能や認知機能を低下させないため、レクリエーションやリハビリが行われています。その内容はいろいろで、軽い体操をしたり、歌を歌ったり、昔ながらの遊びをしたりといったものほとんどです。

介護でレクリエーションは大切なものですが、スタッフはレクリエーションの内容を考えるのに四苦八苦しているようです。同じような内容を続けると、利用者が飽きてしまうこともあり、そうすると効果もあまり期待ができません。適度に新しいものを取り入れるべきなのですが、パターン化しがちなのがレクリエーションの問題ともいえます。

レクリエーションにバリエーションをつけるため、まずは内容を2種類に分けることがおすすめです。集団で行うものと、個別に行うものの2種類です。施設利用者の要介護度や性格はそれぞれ違うため、必ずしも集団でレクリエーションを行う必要はありません。編み物や塗り絵などをそれぞれでコツコツと行ってもいいし、昔なつかしい映画を見てもらうのもレクリエーションになります。
また、同じ内容でも季節感を取り入れるとガラリと雰囲気が変わり効果的です。可能であれば外へ散歩に行き、桜など季節に応じた花を直に見物できるとよい刺激になります。

レクリエーションに関する資格として「レクリエーション介護士」という資格があります。取得まではしなくても、この資格の勉強をしてみることで企画の立案や司会進行について学ぶことができるため、現在レクリエーションで悩んでいる人にはおすすめです。また、Webでもレクリエーションについて教えてくれるページがありますので、参考にしてみると良いでしょう。→→→【参考サイト