オリジナルのレクリエーション

介護施設では、利用者同士の関係を深めたり、精神的なリフレッシュや認知症予防を目的としてレクリエーションが行われています。かつてレクリエーションといえば非常にシンプルなものが多く、内容も誰もが知っているようなものばかりでした。確かにそういった内容の方が幅広い高齢者が参加しやすいかもしれません。しかし、あまりにも単純なレクリエーションばかりだとどうしても飽きさせてしまうことになります。

そこで、最近では施設ごとに工夫してオリジナルなレクリエーションが発案されてきました。中でも有名になったものとして、手ぬぐいバスケットシュートというレクリエーションがあります。これは手ぬぐいを丸めてボール状にして、それを決められた場所からカゴへとシュートするというシンプルなゲームです。カゴに向かって投げるだけなので簡単ですが、ちょっとした力加減でシュートが決まるかどうかが変わるので、盛り上がること間違いなしと言われています。道具も簡単に用意できることからデイサービスでよく行われています。

道具が一切必要でないレクリエーションとしてはジェスチャーゲームがあります。動物やスポーツなどのジェスチャーをしてもらってみんなで答えます。どのようにジェスチャーをすれば伝わりやすくなるかについて考えることで脳トレの効果もあります。

デイサービスのレクリエーションのポイントはだれでも出来るもの、楽しいものという2点です。それぞれの介護利用者のタイプに合わせてゲームを選択するとより一層盛り上がりやすくなります。